http://www.musicable.net/seminor/theory/3-02.htm
あいうえ音楽理論セミナー 水曜日 2時間目

覚えて実際につかって見ましょう。

よく楽譜についている、AとかCとか・・・・あれのことか?

そうそう!それのことです。では具体的に紹介します!
メジャートライアドの書き方


マイナートライアドの書き方

メジャーコードと違って、こちらは必ずつけなければいけないんだ。

オーギュメントトライアドの書き方

オーギュメントの場合はアルファベットの隣に「aug」または「+」をつけるよ。

ディミニッシュトライアドの書き方

ディミニッシュの場合はアルファベットの隣に「dim」または「。」をつけるよ。


では、まとめておきましょう。
表記の仕方 | なまえ(RootがCの場合) | |
メジャートライアド | Rootがそのままコードネームになる またはM や△をつける | C、CM、C△ |
マイナートライアド | Rootの横にmをつける | Cm |
オーギュメントトライアド | Rootの横にaugまたは+をつける | Caug、C+ |
ディミニッシュトライアド | Rootの横にdimまたは。をつける | Cdim、C。 |
ダイアトニックコード

それぞれの和音の下にローマ数字がついているのは、「何番目のコード」という意味です。


じゃあ「II」からいってみよう。

えーと、まず、レ→ファが「短3度」で、ファ→ラが「長3度」だから、マイナートライアドになるわけね。
ルートがレだから「D」になるから、コードネームは「Dm」かしら?
Dm


じゃあ次は「III」をやってみよう。

ミ→ソは、、、、えっと・・・短3度だ!
ソ→シは、1、2、3、4っと、、、長3度だな。そすっとこれもマイナートライアドだな!
ルートはミだから「E」で、コードネームは 「Em」だ!
Em


じゃ次!

ファ→ラが「長3度」、ラ→ドが「短3度」だから
メジャートライアドだから「F」ね。
F


OK!ほい次!

ソ→シが「長3度」、シ→レが「短3度」だから「G」!!!
G


よし!次、もう一息!

ラ→ドが「短3度」、ド→ミが「長3度」だから「Am」
Am


はいラスト!

はあはあ・・・・シ→レが「短3度」、レ→ファも「短3度」
だから、マイナー・・・・いや違うな。
ディミニッシュトライアドだな。
だから「Bdim」か!
Bdim


オッケー!お疲れさま!よくできました。
じゃあまとめておこう!
Cメジャースケール上にできる7つのトライアド
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ここで覚えてほしいのは、「I 」は必ずメジャートライアド、「II 」は必ずマイナートライアド、「III 」も必ずマイナートライアド、、、というように、どのメジャースケールでも、I~VIIに対応したトライアドの順番は変わらないということです。
次の例をみていただけるとわかりますね。
例1:Gメジャースケール

例2:Bbメジャースケール


ほんとだ!全部同じだ。不思議だなあ。
ところでこれって何の役に立つんだ?

メジャースケール上のコードということは、そのキー(調)の中の音だけで作られているってことだよね。だから曲作りをするときに、このコードを覚えておくと便利なんだ。

例えば、キーがGの曲だったら、Gのダイアトニックコードを基本にしてコード進行を作ればいいのです。
もちろん実際の曲は、このあと勉強するセブンスコード(4つの音を重ねたコード)や他のキーのダイアトニックコードを使ったりするのですが、基本はそのキーのダイアトニックコードを使えばOKです。だから曲作りには欠かせないのでしっかり理解してくださいね。

別の角度でまとめてみよう。



あれ?オーギュメントトライアドは出てこないのね?

そうです。オーギュメントトライアドは、ダイアトニックコードには出てきません。
ただし、これは「メジャースケールのダイアトニックコード」には出てこないだけで、実は、マイナースケールのダイアトニックコードには出てくるのです。

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マイナースケールのダイアトニックコードについてはまた別の時間に詳しく勉強しますから安心してください。
ではこの時間はここまでにしましょう。
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