2012年11月14日水曜日

主要3和音だけじゃなく主要3コードのことも



ここにあるように主要3和音だけでは、
歌に合わせてポロンポロン弾けるようにはならないのでは?

主要3コードがわからないといけないのではないか。

Cなら、FGのようなコードの組み合わせ。

それで検索して出てきたのは下記のHP、では観てみよう。

下記のHPにはこのように書かれております。
http://homepage2.nifty.com/GIZMo/compose/compose13.html
これまでの回では、まず、キラキラ星が”ドミソ”、”ファラド”、”ソシレ”の3つの和音でとりあえず伴奏できること、そして、その3つの和音を主要3和音といい、それぞれに違った雰囲気や役割があること、さらに、曲のキーがCメジャー、つまり、”ドレミファソラシド”の階名ドを音名Cに当てはめた場合の曲では、主要3和音はコードC、コードF、コードGとなること、そして、その主要3和音だけを伴奏に使った曲作りの例などをご紹介してきました。
 ここでもう一度、キラキラ星が”ドミソ”、”ファラド”、”ソシレ”の3つの和音でとりあえず伴奏できること、という点について考えてみましょう。”ドミソ”、”ファラド”、”ソシレ”というのは、”ドレミファソラシド”の中で、ある一つの音を選び、それから、一つおきに高い音を選んで、和音にしたものです。

 このような音の選び方をした和音は、”ドミソ”、”ファラド”、”ソシレ”、以外にも作ることができます。その和音は、”レファラ”、”ミソシ”、”ラドミ”、”シレファ”です。これらの和音も、伴奏として使うことができます。主要3和音の代わりに使えるので、音楽用語で”代理和音”などと呼ぶこともあります。この代理和音もうまく使って伴奏をしていけば、より豊かな雰囲気、世界観が表現できるようになるのです。

 では、これらの和音を表にしてみます。合わせて7個ありますが、これらのコードを音楽用語で”ダイアトニックコード”などと呼ぶこともあります。

音の選び方 音楽用語では キーがCの時の構成音(3つのうち一番左の音が、コードのルート音です) コードネームでは
”ドミソ” トニック 音名C、音名E、音名G コードC
”レファラ” 代理和音 音名D、音名F、音名A コードDm
”ミソシ” 代理和音 音名E、音名G、音名B コードEm
”ファラド” サブドミナント 音名F、音名A、音名C コードF
”ソシレ” ドミナント 音名G、音名B、音名D コードG
”ラドミ” 代理和音 音名A、音名C、音名E コードAm
”シレファ” 代理和音 音名B、音名D、音名F

 つまり、キーがCの曲では、コードC、F、G、以外にも、Dm、Em、Amなどのコードが伴奏として使えるということです。キーがCの場合に”レファラ”の和音を表すと、なぜDではなくDmなのか、などは、コードの表記法(マイナーコード)を読み返してみて下さい。参考までに、Dmの場合を解説しておきます。(この下の図は画像なので動かせません)


キーがCというのは、音名Cから始まるドレミファソラシドで曲を作っていくことです。ですから、緑の枠で示してあるように、ドをCに合わせます。すると、その時のレファラとは、音名D、音名F、音名Aの和音です。


メジャーコードだとすると、コードDというのは、ルート音が音名D、あとは音名F#(G♭)、と、音名Aの和音なので、ちょっと違います。


マイナーコードだと、コードDmというのは、音名D、音名F、音名Aの和音なので、ぴったり合います。ということで、キーがCの時のレファラの和音はDmと表記できます。実際にピアノなどを弾きながら確かめると良いでしょう。

また、”シレファ”は他の和音に比べるとあまり使わないし、コードネームの表記もやや複雑なので、ここでは省く事にします。

 では実際の和音の響きを、ピアノやギターなどで確認してみて下さい。主要3和音とはまた違った、味わいのある雰囲気が感じ取れると思います。

 次のページでは、代理和音のうち、Amを取り入れた伴奏を考え、その12でとりあえず仕上げた曲のサビを作ってみることにします。もちろん、ここまでお読み頂いた方なら、すでに曲作りの感覚がお分かり頂いていると思いますから、上記のコードを使ってご自分の曲を作ってみるのも良いでしょう。

下記のHPにはこのように記されております。
http://pianoman-meichan.at.webry.info/200602/article_21.html

【 ♪主要3和音の性格とは?♪ 】
前回は、C MAJOR(ハ長調)においての主要3和音(=3コード)を使って、実際に草競馬を弾いてみましたね。
さて、この3コードとは、どういった働きをするものなのでしょうか?

和音にも『性格』というものがあります。性格といっても、優しいとか、落ち込みやすい、とか活発とかそういうものではないのですが・・・・。

簡単に、3コードの『性格』を、C・F・Gの3コードを例に説明してみましょう。

繰り返しになりますが、C MAJOR(ハ長調)のスケール上において作られるコードは、白鍵の7つの音をそれぞれ根音(=ルート)とする、
    ①メジャー系のコード・・・・・・・・・・・・C・F・G
    ②マイナー系のコード・・・・・・・・・・・・Dm・Em・Am
    ③マイナーフラット5系のコード・・・・・Bm-5

の7つでしたね!(詳細は C MAJORスケール上の3和音♪
の記事をご参照ください)

このうち、まさに①のメジャー系のコード、C・F・Gこそが、C MAJORスケール(ハ長調の音階)上における、主要3和音になるわけです。

これを、根音(=ルート)からの『度数』で表してみましょう。
      C・・・・・・・・Ⅰ (1度)
      Dm・・・・・・Ⅱ (2度)
      Em・・・・・・Ⅲ (3度)
      F・・・・・・・・Ⅳ (4度)
      G・・・・・・・・Ⅴ (5度)
      Am・・・・・・Ⅵ (6度)
      Bm-5・・・・Ⅶ (7度)
ちなみに『度数』とは、基となる音(=基音といいいます)から、どれくらい離れているかを『度』という単位で表したものです。要は、『音程(音の隔たり』と同じですね。

C MAJORスケールにおける基音(=根音=ルート)はC(=ド)ですから、ドからどれくらい離れているかを、『度数』で表現すると、上の表のようになるわけです。

ここで、Ⅰ・Ⅳ・Ⅴを太字で表してみましたが、このⅠ・Ⅳ・Ⅴの和音(=コード)
こそが、スケールにおいて重要な役割を担う和音となります。言い換えれば、これこそが主要3和音(C MAJORスケールにおけるC・F・Gの3コード)になるわけです。

またまた、言葉で表現するとややこしくなりますが、
   Ⅰ・Ⅳ・Ⅴの和音は非常に重要!!
ということを覚えておいてください。ここでは、わかりやすいように黒鍵をつかわないC MAJORのスケールを例にとって話を進めていますが、どのキイ(=調性)においても、Ⅰ・Ⅳ・Ⅴの和音は、主要3和音になります。

では、次回は引き続き、主要3和音の性格について、詳しく説明したいと思います!!


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