ここにあるように主要3和音だけでは、
歌に合わせてポロンポロン弾けるようにはならないのでは?
主要3コードがわからないといけないのではないか。
Cなら、FGのようなコードの組み合わせ。
それで検索して出てきたのは下記のHP、では観てみよう。
下記のHPにはこのように書かれております。
http://homepage2.nifty.com/GIZMo/compose/compose13.html
これまでの回では、まず、キラキラ星が”ドミソ”、”ファラド”、”ソシレ”の3つの和音でとりあえず伴奏できること、そして、その3つの和音を主要3和音といい、それぞれに違った雰囲気や役割があること、さらに、曲のキーがCメジャー、つまり、”ドレミファソラシド”の階名ドを音名Cに当てはめた場合の曲では、主要3和音はコードC、コードF、コードGとなること、そして、その主要3和音だけを伴奏に使った曲作りの例などをご紹介してきました。
ここでもう一度、キラキラ星が”ドミソ”、”ファラド”、”ソシレ”の3つの和音でとりあえず伴奏できること、という点について考えてみましょう。”ドミソ”、”ファラド”、”ソシレ”というのは、”ドレミファソラシド”の中で、ある一つの音を選び、それから、一つおきに高い音を選んで、和音にしたものです。
このような音の選び方をした和音は、”ドミソ”、”ファラド”、”ソシレ”、以外にも作ることができます。その和音は、”レファラ”、”ミソシ”、”ラドミ”、”シレファ”です。これらの和音も、伴奏として使うことができます。主要3和音の代わりに使えるので、音楽用語で”代理和音”などと呼ぶこともあります。この代理和音もうまく使って伴奏をしていけば、より豊かな雰囲気、世界観が表現できるようになるのです。
では、これらの和音を表にしてみます。合わせて7個ありますが、これらのコードを音楽用語で”ダイアトニックコード”などと呼ぶこともあります。
音の選び方 | 音楽用語では | キーがCの時の構成音(3つのうち一番左の音が、コードのルート音です) | コードネームでは |
”ドミソ” | トニック | 音名C、音名E、音名G | コードC |
”レファラ” | 代理和音 | 音名D、音名F、音名A | コードDm |
”ミソシ” | 代理和音 | 音名E、音名G、音名B | コードEm |
”ファラド” | サブドミナント | 音名F、音名A、音名C | コードF |
”ソシレ” | ドミナント | 音名G、音名B、音名D | コードG |
”ラドミ” | 代理和音 | 音名A、音名C、音名E | コードAm |
”シレファ” | 代理和音 | 音名B、音名D、音名F |
つまり、キーがCの曲では、コードC、F、G、以外にも、Dm、Em、Amなどのコードが伴奏として使えるということです。キーがCの場合に”レファラ”の和音を表すと、なぜDではなくDmなのか、などは、コードの表記法(マイナーコード)を読み返してみて下さい。参考までに、Dmの場合を解説しておきます。(この下の図は画像なので動かせません)
キーがCというのは、音名Cから始まるドレミファソラシドで曲を作っていくことです。ですから、緑の枠で示してあるように、ドをCに合わせます。すると、その時のレファラとは、音名D、音名F、音名Aの和音です。
メジャーコードだとすると、コードDというのは、ルート音が音名D、あとは音名F#(G♭)、と、音名Aの和音なので、ちょっと違います。
マイナーコードだと、コードDmというのは、音名D、音名F、音名Aの和音なので、ぴったり合います。ということで、キーがCの時のレファラの和音はDmと表記できます。実際にピアノなどを弾きながら確かめると良いでしょう。
また、”シレファ”は他の和音に比べるとあまり使わないし、コードネームの表記もやや複雑なので、ここでは省く事にします。
では実際の和音の響きを、ピアノやギターなどで確認してみて下さい。主要3和音とはまた違った、味わいのある雰囲気が感じ取れると思います。
次のページでは、代理和音のうち、Amを取り入れた伴奏を考え、その12でとりあえず仕上げた曲のサビを作ってみることにします。もちろん、ここまでお読み頂いた方なら、すでに曲作りの感覚がお分かり頂いていると思いますから、上記のコードを使ってご自分の曲を作ってみるのも良いでしょう。
下記のHPにはこのように記されております。
http://pianoman-meichan.at.webry.info/200602/article_21.html
【 ♪主要3和音の性格とは?♪ 】
前回は、C MAJOR(ハ長調)においての主要3和音(=3コード)を使って、実際に草競馬を弾いてみましたね。
さて、この3コードとは、どういった働きをするものなのでしょうか?
和音にも『性格』というものがあります。性格といっても、優しいとか、落ち込みやすい、とか活発とかそういうものではないのですが・・・・。
簡単に、3コードの『性格』を、C・F・Gの3コードを例に説明してみましょう。
繰り返しになりますが、C MAJOR(ハ長調)のスケール上において作られるコードは、白鍵の7つの音をそれぞれ根音(=ルート)とする、
①メジャー系のコード・・・・・・・・・・・・C・F・G
②マイナー系のコード・・・・・・・・・・・・Dm・Em・Am
③マイナーフラット5系のコード・・・・・Bm-5
の7つでしたね!(詳細は C MAJORスケール上の3和音♪
の記事をご参照ください)
このうち、まさに①のメジャー系のコード、C・F・Gこそが、C MAJORスケール(ハ長調の音階)上における、主要3和音になるわけです。
これを、根音(=ルート)からの『度数』で表してみましょう。
C・・・・・・・・Ⅰ (1度)
Dm・・・・・・Ⅱ (2度)
Em・・・・・・Ⅲ (3度)
F・・・・・・・・Ⅳ (4度)
G・・・・・・・・Ⅴ (5度)
Am・・・・・・Ⅵ (6度)
Bm-5・・・・Ⅶ (7度)
ちなみに『度数』とは、基となる音(=基音といいいます)から、どれくらい離れているかを『度』という単位で表したものです。要は、『音程(音の隔たり』と同じですね。
C MAJORスケールにおける基音(=根音=ルート)はC(=ド)ですから、ドからどれくらい離れているかを、『度数』で表現すると、上の表のようになるわけです。
ここで、Ⅰ・Ⅳ・Ⅴを太字で表してみましたが、このⅠ・Ⅳ・Ⅴの和音(=コード)
こそが、スケールにおいて重要な役割を担う和音となります。言い換えれば、これこそが主要3和音(C MAJORスケールにおけるC・F・Gの3コード)になるわけです。
またまた、言葉で表現するとややこしくなりますが、
Ⅰ・Ⅳ・Ⅴの和音は非常に重要!!
ということを覚えておいてください。ここでは、わかりやすいように黒鍵をつかわないC MAJORのスケールを例にとって話を進めていますが、どのキイ(=調性)においても、Ⅰ・Ⅳ・Ⅴの和音は、主要3和音になります。
では、次回は引き続き、主要3和音の性格について、詳しく説明したいと思います!!
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