2013年1月2日水曜日

【プチ音楽理論講座Vol.9】ダイアトニックコードを覚えよう(復習)

【プチ音楽理論講座Vol.9】ダイアトニックコードを覚えよう(復習)

key がCで、
C Major Scale で構成された、明るい曲があったとします。

C Major Scale 覚えてますかね、インターバル、
1,M2,M3,4,5,M6,M7,1,M2,M3 ・・・・とつづくわけですよ、
1 がCなので

あとは、レミファソラシドレミファ・・・と、
何となく、
鍵盤があった方がイメージしやすいかなと思いますけれども、
このピアノの白鍵だけを使うということですよね。
この白鍵を弾いているだけで、
C Major Scale を弾いていることになるわけです

この白鍵の部分だけを使って
どんなコードがつくれるかなと考えてわりだしたのが
ダイアトニックコード

いろいろ細かいルールがあるんですけれども
1個飛ばしで考えていきます
どういうことかというと、まずドから考えてみましょう。

ドの音からスタートして、1個飛ばしなので、
レを飛ばして、ミの音、
ファの音を飛ばして、ソ、
すると、ドミソというコードが一つ完成しました

今度は、
レからスタートして、レファラっていうコードができました。
これで、2つめのコード

同じように、
ミソシ、ファラド、ソシレ、ラドミ、シレファっていう感じで、
コードをわりだしていくわけです

1個飛ばしというルールがあるから
ドとレとソとか、ドとファとシとか、
こういったことは、なし。
基本的には、1個飛ばし。

そうすると、
7つのコードがわりだせます
C,(1,M3,5)(C,bD,D,bE,E,F,bG,G,bA,A,bB,B,)
Dm,(1,m3,5)(D,bE,E,F,bG,G,bA,A,bB,B,C,bD,)
Em,(1,m3,5)(E,F,bG,G,bA,A,bB,B,C,bD,D,bE,)
F,(1,M3,5)(F,bG,G,bA,A,bB,B,C,bD,D,bE,E,)
G,(1,M3.5)(G,bA,A,bB,B,C,bD,D,bE,E,F,bG,)
Am,(1,m3,5)(A,bB,B,C,bD,D,bE,E,F,bG,G,bA,)
Bdim,(1,m3,b5)(B,C,bD,D,bE,E,F,bG,G,bA,A,bB,)
(定規がないとわからないので、1,m2,M2,m3,M3,4,b5,5,m6,M6,m7,M7)
本当は、4和音で考えなければいけないんです。
CM7,
Dm7,
Em7 だったりするんですけれども
7(セブンス)は、
ボクの中で、あまり意味をなさないので、
ちょっと省略、ハショリます。

3和音で考えていきます
話が戻って、
key が、Cのときのダイアトニックコードは?
といわれたら、
C,Dm,Em,F,G,Am,Bdim 。
このコードのグループのことを
ダイアトニックコードといいます。
本当はセブンスがつくんですけれども、
そこは今回はハショッテいます。
気になれば、ちょっと調べてください。

このダイアトニックコード、
何が便利かというと、
これだけで、結構、いろいろ出来てしまうんです。

曲を、そもそも曲をつくってしまうことが簡単になってしまう。

key がC のとき
C,Dm,Em,F,G,Am,Bdim この7つのコードができる。
って、どういう風に曲をつくることができるかというと、
このへんのコード(C,Dm,Em,F,G,Am,Bdim)を
好きにバーと並べていけば、
それっぽい仕上がりになってしまうんですよ。
お手持ちの楽譜のコードを
いろいろ調べてみてください、
するとですね、
この中(C,Dm,Em,F,G,Am,Bdim)の
コードしか使っていないコードとか、
このコードばっかり使っているコードとか、
絶対見つかるはずです。

ちょっと、key を変えて考えてみましょう。
例えば、
key が、D の曲があったとします。

え~、key がD ということは、
1度のところが、レ、
ミファ#、ソラシド#、と7つの音が出てきて、
どんなコードがわりだせるかな、というと、
1個飛ばしの三和音なので、
①CEG、②DFA、③EGB、④FAC、⑤GBD、⑥ACE、⑦BDF
1個飛ばしの三和音なので、
①DGbA、②EGB、③GbADb、④GBD、⑤ADbE、⑥BDGb、⑦DbEG
(↑ なんだか、ちょっと、違うようだ?)
1個飛ばしの三和音なので、
①EAbB、②GbADb、③AbBEb、④ADbE、⑤BEbGb、⑥DbEAb、⑦EbGbA
(↑ なんだか、ちょっと、違うようだ?)
1個飛ばしの三和音なので、
①GBD、②ACE、③BDGb、④CEG、⑤DGbA、⑥EGB、⑦GbAC
(↑ なんだか、ちょっと、違うようだ?)
 
この方法、このカタチで、確認をしょう。
 
おさらいをしますと】
ダイアトニックコードというのは
それぞれのメジャースケールですね、
を使ってどんなコードがつくれるかな、
ってわりあてて、できたコードのことです。
それぞれのkey に対して、7個ずつあります
で、1個めと4個めと5個めは、
マイナーはつかない
2個めと3個めと6個めは、マイナーがつく
7個めは、ちょっと特別に、
ディミニッシュっていう名前がつきますと、
そんな感じです。

で、key がかわっても、1度の役割はかわらないし、
2度の役割もかわらないし、
それぞれコードネームは違えど、
役割は一緒っていうこと

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