1990年にユナイテッド・フューチャー・オーガニゼイションを結成。日本に於けるクラブカルチャー創世記の礎を築く。 12年間で5枚のフルアルバムを全世界32か国で発売。2002年の独立後も精力的に世界中のクラブやフェスティバルでDJ を続ける。 オーガナイザーとしても恒例のカウントダウン・パーティーYEBISU NEW YEAR'S PARTYを主催。
ユナイテッド・フューチャー・オーガニゼイション(United Future Organization,U.F.O.)は、日本のクラブシーンにおいてジャズを選曲するDJのパイオニア。1990年、矢部直、ラファエル・セバーグ(Raphael Sebbag)、松浦俊夫により結成された。2002年に松浦俊夫が脱退。
1991年、東京のクラブにてジャズ、ファンク、ボサノヴァ等を選曲したイベント「Jazzin'」が始まる。同年にハンク・モブレーの「Recado Bossa Nova」をサンプリングした1stシングル「I love My Baby(My Baby Loves Jazz)」が、イギリスの黒人音楽誌"Echoes Magazine"のジャズ・チャートにおいて第5位を記録。翌1992年にリリースした2ndシングル「Loud Minority」は、第1位を記録した。また、「Loud Minority」は、イギリスの音楽誌"Straight No Chaser"にてプラネット・ジャズ・アワードを受賞。のちに、フォード社のCMに使用された。1993年にジャイルス・ピーターソンが主宰するレーベル"Talkin' Loud"と契約し、1stアルバム「United Future Organization」を世界29ヵ国でリリースした。1994年には、アメリカの名門レーベル"Verve"と契約し、2ndアルバム「No Sound Is Too Taboo」をリリース。シングル「Stolen Moments」はジャズのアーティストが参加したオムニバス・アルバム「Red Hot+Cool」にも収録された。モントルー・ジャズ・フェスティバル、グラストンベリー・フェスティバルに出演するなど世界ツアーも敢行している。DJとしての選曲活動に留まらず、パリ・コレクションにおける山本耀司のファッションショーの選曲も手掛けた。
アルバム
- Jazzin' (1992)
- United Future Organization (1993)
- No Sound Is Too Taboo (1994)
- 3rd Perspective (1996)
- Bon Voyage (1999)
- V(five) (2002)
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