2013年4月11日木曜日

1-4 ウクレリストの音楽理論

★何だか、いっぱいいろいろ書いてあります。でも、やさしく書いてあります。↓

1-4 ウクレリストの音楽理論
http://ch.nicovideo.jp/ginganinegaio/blomaga/ar84631

はい、コード。
特にダイアトニック・コードについてです。



コードっていっぱい種類がありますよね。

普通のメジャーコードだけで12種類、マイナーコードで12種類、
メジャー7、マイナー7、7、マイナー♭5、ディミニッシュ、サウス4、・・・

どう覚えよう・・・。
丸暗記?
・・・そりゃたいへんだ。



なので、仲間で分けて覚えましょう。
ダイアトニック・コードという名前がついた仲間です。
前回、スケールをやりましたよね。
キーがCのときはCメジャースケール。
そこから考えます。

まず、そのスケールをならべてみましょう。



よいしょっと。
次に上に1つ飛ばしで音を2つ重ねてみましょう。



よっこらせ。
これがCメジャーキーでのダイアトニック・コード(3和音(トライアド)ver)です。
ダイアトニック・コードとは、そのスケールの音をだんごみたくポンポンと積み重ねた和音をいいます。
(Cメジャーキーではシャープやフラットなどの臨時記号はつきません)

この7つ1セットで覚えましょう。あ、一番右は最初と同じCです。
基本的にはCメジャーキーの曲ではそのダイアトニック・コードしか出てきません。
でてくるのもたくさんありますが・・・


では、ちょっと詳しく見てみましょう。

C、Dm、Em、F、G、Am、Bm(♭5)

1つめ、4つめ、5つめがメジャーコードになってますね。
2つめ、3つめ、6つめがマイナーコードになってますね。
7つめは独りぼっちですね。
かわいそうに。



これ、他のメジャースケールでも同じになるんです。

キーがFだと・・・
フラット1つでファから始まるスケール。

のダイアトニック・コードは・・・。



F、Gm、Am、B♭、C、Dm、Em(♭5)
これも、メジャーコードが1と4と5。
マイナーコードが2と3と6。
7は・・・。

メジャースケールのダイアトニック・コードは絶対にこうなります。

ということで、ここから出来そうなことは・・・コードの構成音を覚えること。
Cメジャースケールさえ覚えられれば、Cのダイアトニックコードもすらすら覚えられるはずです。

・シャープ、フラットはつかない。
・下から1つ飛ばしに積んでく。
・1と4と5がメジャーコード、それ以外はマイナーコード、7は仲間はずれ。


はい、覚えましたね。

Cメジャーキーでのダイアトニック・コードは?

4つめの和音の構成音は?

6つめの和音の構成音は?


本とかで調べなきゃわからなかったのが、ちょっと考えたらわかるようになっているはずです!

4つめの和音はFで、ファ、ラ、ド。

6つめの和音はAmで、ラ、ド、ミ。

そーんな感じです。


あ、この、和音のFとかAmのFの音、Aの音をそのコードのルート(根音)といいます。
そして、4つめとか6つめというのをよくローマ数字で表します。
ⅣとかⅥmとか。
これは、キーが変わってもそのまま使えるので便利です。


そしてそしてー。
前回載せた、Cメジャースケールの音が指板のどこにあるかの図。
あれと今回覚えたコードの構成音を使うことによって、好きな位置で好きなコードが押さえられるはずです。
これでもうコードの押さえ方の本を開かなくてもよくなったわけです。
わーい。

たとえばこんな感じ。
Cを弾きたいなら・・・


この赤線のところの音だけが出るように押さえればいいんです。

基本の3000の押さえ方。



これもよくある3345です。


こんなこともできますよね。
いくらでもできます。


全部の弦でドしか鳴らない、ふざけた押さえ方です。


また、もうひとつ上に、4音づつならべると・・・



CM7、Dm7、Em7,FM7、G7、Am7、Bm7(♭5)、です。
これもついでに覚えましょう。
ちょっとちがうのは、Ⅴがセブンスです。
このセブンスはかなーり重要なので覚えておきましょう。


こんなのもあります。
前回のサークル・オブ・フィフスです。
なんか、一般的?には左右逆らしいですが自分がこっちで覚えているので・・・
文字盤がサークル・オブ・フィフスの腕時計があったら欲しいです。

キーがCのとき、左右隣のGとFはメジャーコード(左はセブンスコード)、それ以外はマイナーコード。
みたいな。
あの矢印は・・・よくあの順番のコード進行があったりします。
Em、Am、Dm、G7、C、とか。




他にもいろいろたくさんありますが、
それはまたいつか・・・。





あ、忘れてた。
ウクレレでは基本的にコード構成音の並び方(転回形)は気にしません。
ドミソもソドミもミソドもソミドも同じCです。

Dm7/CやDm7onFなどのルートが指定されているオンコードも無視です。
ただし、Dm7/Gなどの指定されているルート音がコード構成音以外の時はちょっと無視できないです・・・。

この場合、Dm7/G=G7sus4(9)なのですが・・・それを弾くようにします。
ちょっとむずかし・・・。

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