彩雲弦楽器工房 まで試し弾きに行ってきた。
山形市にあるギター等の弦楽器工房です。
「夜菜-よな-」四拾四号(44号)が来週完成するらしく、
↓ 左から2番目。
「夜菜-よな-」四拾壱号(41号)を弾いてみて、
オール・インディアンローズウッドという硬い木なので、
音が硬い感じはしたものの、弾きやすく良い感じ。
「空-そら-」も弾いてみましたが、
オール・マホガニーだそうです。
下島さんは、「ほっこり」と音の感じを表現してましたが、
私の持っているハワイアンコアと似た感じの音でした。
オール・マホガニーもありますが、音がまるっきり違う。
塗装が全く違うので、音の感じも違うのかと思いますが。
「夜菜-よな-」四拾四号(44号)は、
裏板・ローズウッド、側板・ローズウッドで、
表板・スプルースなので、
以前に購入した「夜菜-よな-」参拾号(30号)と
同じなのですが、スプルースの種類~産地が違う。
”イングルマン・スプルース”だそうです。
「夜菜-よな-」参拾号(30号)は、
”アディロンダック・スプルース”でした。
ヘッドが、 スロッテッドヘッドで、
ペグは、 ギター用のペグを使ってます。
塗装の感じも良いですし、音もやわらかいと思います。
来週には完成しているというので、楽しみにして、
来週、もう一度行って、試し弾きしてから検討しよう。
もう、ほしくてほしくてたまらないので・・・・・。
下嶋さんは、
本当に楽器つくるのが好きなんだなあと伝わってきます。
楽しそうですからね。
言ってましたから、工房にいる時が一番良いって。
オリジナルなので、ONLY ONE なんです。
同じものをつくってとオーダーが入らない限り、
すべて違わせてつくるそうですから。
今日は弦のことも聞いて、
完成したら、 ghs で弾いてみて、
それから相性のよい弦をはるのだそうです。
イタリア製とかフランス製の弦だった名前は忘れた。
スチール弦のアコースティックギターは、
弦の違いによる音の違いは、それ程わからない。
よほど耳のよい人なら、わかるかもしれませんが、
ukulele は、はっきりわかるようです。弦による違いが。
ukulele は、いいね!
上段左から:KAMAKA、KAPALUA、ghs、MARTIN(テナー)、MARTIN(スタンダード)
中段左から:KAMANAWAPLAH、SAVARAZ(クリア)、SAVARAZ(白)、YAMAHA(ギター)、D'Addario
下段左から:HiloStrings(スタンダード)、HiloStrings(コンサート)、HiloStrings(LOW-G)、D'Addario(ギター)
中段左から:KAMANAWAPLAH、SAVARAZ(クリア)、SAVARAZ(白)、YAMAHA(ギター)、D'Addario
下段左から:HiloStrings(スタンダード)、HiloStrings(コンサート)、HiloStrings(LOW-G)、D'Addario(ギター)
ウクレレの弦はナイロンでできています。ですから、丈夫で長持ちです!
クラッシックギター弦もナイロンですので、ギター弦をウクレレに張ることもできます。
ただし、フォークギターやエレキギター用の弦はスチールですので、絶対に張らないでください。張力が強いので、可愛いウクレレが壊れてしまうこともあります。
クラッシックギター弦もナイロンですので、ギター弦をウクレレに張ることもできます。
ただし、フォークギターやエレキギター用の弦はスチールですので、絶対に張らないでください。張力が強いので、可愛いウクレレが壊れてしまうこともあります。
ここで、弦の種類を分類してみます。
■白弦と黒弦
色で分類すると、大きく「白」と「黒」に分類できます。
白弦はタッチが柔らかく、はじめての人にも容易に押さえることができます。
黒弦はカーボンが入っているので、ちょっと硬めです。長く弾いていると左手の指先が痛くなります。
■ソリッド弦と巻弦
ソリッド弦はナイロンの太い糸で、普通のウクレレ弦です。
これに対し、巻弦はナイロンの繊維を束ねて、まわりを金属などの素線で巻いています。
巻く素材も銅線、アルミ線、プラスチック線等様々なものがあります。
巻弦は単位長あたりの重量が増えますので、主に低音に対応します。
4弦を1オクターブ低い音程にするLOW-Gチューニングには巻弦を使用します。
また、1弦から4弦まですべて巻弦のスタンダードセットもあります。
ウクレレに使われる材(コア、マホガニー、スプルース等)と弦の組み合わせは幾通りもあります。そして、弦を替えただけで、全く表情が変わります。
例えば、FamousFU-120PやFamousFU-250はマーチン弦に替えたら驚くほど良い音になりました。
ただ、他のウクレレもマーチンがいいのかといえば、必ずしもそうではなく、ghsの方がいいときもあります。
また、同じ黒弦でも、ghs、KAMAKA、HiloStringsは全く鳴りが違います。
さらに、弾くスタイル(ソロ弾き、伴奏)でも、ウクレレと弦の組み合わせが違ってきます。
弦の世界は奥深いです。みなさんも色々な組み合わせを試してください。
イングルマン・スプルース
マツ科の軽い樹種にもかかわらず、十分な強度を持っています。少し赤味がかったものもありますが、ほとんど白色です。カナダの南部~カリフォルニア~ロッキー山脈にかけて多く分布していて、トップ材としてよく使用されています。ホワイト・スプルースと呼ばれることもあります。音色は木材の特性通り、「柔らかく、レスポンスの良い音」です。シダーに近いイメージで軽いタッチのプレイでは本領発揮してくれます。
アディロンダック・スプルース
北米東部に分布していて、レッド・スプルースと呼ばれることもあります。檜のような匂いが独特で、ヴィンテージ・マーティンのギターに使用されて有名です。弾き込む程に倍音が増していく、パワフルでクリアーな音色は人気があります。最近では良質な材は入手困難で、主に高級ギターに使用されています。
四拾壱号(41号)スケール・430mm
表板・インディアンローズウッド
裏板・インディアンローズウッド
側板・インディアンローズウッド
ネック・マホガニー
指板・インディアンローズウッド
ブリッジ・マダガスカルローズウッド
指板幅・39mm(0F)
14Fジョイント
20F仕様
塗装・セラック(マット仕上げ)
ペグ・ゴトー ギアペグ
価格 ¥95,000(税込み)
ソフトケース付
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