2013年5月17日金曜日

(株)さくらんぼテレビジョン「小説家(ライター)になろう講座」山形県生涯学習文化財団

●日時

毎月第4日曜日(8月・12月は休講)
午後2:00~(午後4:00終了予定)

※ 日曜日の午後2時なので、今のままでは受講は無理なんだよね。私は。

http://www.sakuranbo.co.jp/special/narou/info.html

本講座は、
1997年4月、直木賞作家である高橋義夫先生を講師としてスタート。

その後、
山形市在住の文芸評論家・池上冬樹先生が講師兼世話役を引き受け、

現在まで、
たくさんの受講生とともに歩んできた“真剣かつカジュアル”がモットーの、
有志による愉快な自主運営の文学講座です。

 2008年度より、
さくらんぼテレビでは
山形の地に講座を大切に育んできた関係者の志に共感、
熱い思いを受けて講座をバックアップすることになりました。


また、
2010年度からは山形県生涯学習文化財団との共催となりました。


「小説家(ライター)になろう講座」に参加してみませんか?
「小説家(ライター)になろう講座」は、
文章を書く人のための、または文章を愛する人のための講座です。
小説・エッセイ・詩など文章を書くことが好きな方はもちろん、
本を読むことが好きな方も大歓迎。
ぜひ、本講座に参加して、
「書くこと」や「読むこと」の新しい楽しみ方みつけてみませんか?
あなたの暮らしがちょっぴり豊かになるかもしれません。
日記をwebに公開している方やブロガーのみなさんにもおススメの講座です。

▼概要
●日時
毎月第4日曜日(8月・12月は休講)
午後2:00~(午後4:00終了予定)

●場所
山形市 遊学館 3F 研修室
(山形県山形市緑町1丁目2-36)


●受講料
1回受講 大人1,500円、大学生700円、高校生以下無料
※10回一括払いの方は、12,000円となります。

▼2013年度「小説家(ライター)になろう講座」(全10回)
開催日講師
4/14(日)横山秀夫 (松本清張賞・日本推理作家協会賞作家)※午後4時30分~
※第2日曜開催になります
5/26(日)森村誠一 (吉川英治文学賞作家)
6/23(日)小池昌代 (詩人・川端賞作家)
7/28(日)平山夢明 (大藪賞作家)
9/22(日)白石一文 (直木賞作家)
10/27(日)西川美和(映画監督・作家)
※編集者をまじえてのトークショー・スタイルになります。
11/24(日)角田光代 (直木賞作家)
1/26(日)三浦しをん (直木賞作家)
2/23(日)辻原登 (谷崎賞作家)
3/23(日)桜木紫乃 (島清恋愛文学賞作家)
※毎月第4日曜日、遊学館3F研修室にて開催。
※年間10回講座(8月・12月は休講)

※過去の講座ルポ(前半の講義ルポ)です。
http://www.sakuranbo.co.jp/special/narou/index.html

※講座後半のトークショー「その人の素顔」の記録です。
http://www.sakuranbo.co.jp/livres/sugao/index.html

▼「小説家(ライター)になろう講座」とは・・・

①はじめに

本講座は、1997年4月、直木賞作家である高橋義夫先生を講師としてスタート。その後、山形市在住の文芸評論家・池上冬樹先生が講師兼世話役を引き受け、現在まで、たくさんの受講生とともに歩んできた“真剣かつカジュアル”がモットーの、有志による愉快な自主運営の文学講座です。
2008年度より、さくらんぼテレビでは山形の地に講座を大切に育んできた関係者の志に共感、熱い思いを受けて講座をバックアップすることになりました。また、2010年度からは山形県生涯学習文化財団との共催となりました。
②講座概要
●本講座では、第一線で活躍中の作家や編集者の方を講師としてお招きし、受講生が提出する短篇作品(毎回3本程度)をテキストにして、講評ならびに簡単な講演(トークショー含む)を行います。
●テキストの分野は小説・エッセイ・詩などで、提出は自由です(=テキスト提出は講座参加の条件ではありません)。

●講座は年度につき10回開催し、8・12月は休講となります。(通年講座)


●会場と時間は、基本的に、毎月第4日曜日の午後2時から午後4時まで、山形市「遊学館(ゆうがくかん)」(山形県山形市緑町1丁目2-36)で行います。


●なお、会場と時間は変更する可能性もありますので、事前にさくらんぼテレビのホームページ内の「イベント」にてご確認ください。


会費は大人1,500円、大学生700円、高校生以下無料です。

●講座終了後に講師を囲む懇親会を行います。懇親会費は自己負担で、懇親会の場所は講座会場近辺となります。詳しくは講座当日にお知らせします。自由参加ですが、準備の都合上、事前に会場にて出欠をとらせていただきます。


●会場では、個人的なサイン・写真撮影はお断りさせていただきます。




▼ 講座で取り上げるテキストについて

①提出方法
●テキストの長さは原則として原稿用紙80枚以内。テキスト提出者はあらすじ(400字~600字程度)も送ってください。

●テキストを提出できるのは、受講生及び、当日、講座に参加できる方のみとなります。

●提出されたテキストは、池上冬樹氏が講師との相性などを考慮し決定します。(提出された原稿はテキストとして採用するようにしますが、数が多い場合などの理由で、採用を見送る場合もあります。ご了承ください。)

●テキストは原則として文書作成ソフト(ワード・一太郎等)にて読みやすい形(例 40×30程度の縦書き)で作成し、希望講座月があればその旨を明記して下記アドレスにメール添付にて提出してください。なお、緊急の連絡先として、携帯電話番号も明記してください。(その他の提出方法をお考えの方は、事務局にお問い合わせください。)

●テキスト提出締め切りは、講座開催日2週間前。なお、テキストのあらすじ・書評等は、弊社ホームページ内に 掲載させていただく場合がありますので、その旨ご了承ください。

②テキストの事前配布
●講座で取り上げるテキストは当日会場にもご用意いたしますが、講座にのぞむ前にぜひともご一読いただくことをおすすめします。事前にテキストを希望する方は、下記アドレス宛に「講座テキスト希望」の旨をお知らせ下さい。折り返し、テキストをメールに添付してお送りいたします。ただし年会費12,000円一括支払いの方のみとします。
●一度、「講座テキスト希望」のメールを事務局までお送りいただいた方には、二回目以降はテキストを自動的に送らせていただきます。また、テキストの配信は原則「年間受講者の方」に限らせていただきます。また、一度配信手続きをなさっても、3か月連続して参加されない場合は、配信を停止させていただいております。
・諸事情でテキスト配信のみを希望の方はスタッフにご相談ください。
・諸事情によりパソコンによる事前配布が受けられない受講生は、スタッフにご相談ください。(クロネコメール便で対応いたします。年度内の講座回数分の封筒に自宅の住所・氏名を記し、回数×80円の現金を講座にお持ちください。ただし、テキストの準備状況等の事情で、毎回必ず対応できるとは限りません)

 *テキスト提出・テキスト事前配布専用アドレス・・・sakka.naro@r7.dion.ne.jp   

▼池上冬樹先生より・・・
 本講座は、1997年4月に直木賞作家の高橋義夫さん(山形市在住)の企画でスタートし、99年より生徒の自主運営になり、僕が2000年から講師兼世話役を担当するようになりました。僕が関係するようになってから、作家や編集者たちを講師に招いてきました(「歴代講師リスト」参照)。豪華な講師陣のおかげで、講座からプロの作家が輩出し、また文学賞受賞者も生まれましたし、力が認められノベライズの仕事も行うことができました(「生徒の著作ほか」参照)。
といっても、「小説家(ライター)になろう講座」は、作家志望者のみの講座ではありません。広く門戸を開放しています。文学を愛する人なら誰でも参加できます。
もちろん、小説家(ライター)になりたい人、いつか小説(エッセイや書評)を書きたい人、書きたいと思っているがなかなか書けない人を優先する内容になりますが、しかし講座では、書けないかもしれないが小説を愛する人を排除しません。むしろ歓迎します。なぜならそういう人も、刺激をうけて書きたくなる時があるし、書けなくても書きたい人たちを応援できるからです。書き手を育てるには周囲の応援が必要だからです。
ぜひ気軽においでください。真剣ですが、意外と和気藹々と講座を進めています。
文学が好きなら、だれでも愉しめる講座だと思っています。
ikegami-2.jpg
※2008年4月以降の講座の様子は『小説家になりま専科・講座だより」でお楽しみいただけます。講座に参加している方はもちろん、ちょっと気になっている方も、ぜひご覧下さい。

▼歴代の講師リスト(敬称略)
①作家篇熊谷達也(00年5月。以後年1回)04年に山本賞&直木賞受賞
佐伯一麦(00年6月。以後年1回)04年に大佛次郎賞、07年に野間文芸賞受賞
斎藤純(00年7月。以後計3回)推理作家協会賞受賞。
打海文三(01年2月。以後年1回)03年に大藪春彦賞受賞
明野照葉(01年10月)松本清張賞受賞。
黒岩研(01年11月)ホラー作家
石田衣良(02年4月)03年に直木賞受賞
大沢在昌(02年7月。2010年7月。2011年7月)直木賞作家
逢坂剛(03年5月。09年7月)直木賞作家
瀬名秀明(03年6月)日本ホラー小説大賞、日本SF大賞受賞。
伊坂幸太郎(04年5月)05年に吉川英治文学新人賞、推理作家協会賞受賞。
柳原慧(04年7月。以後年1回)第2回「このミステリーがすごい!大賞」受賞
盛田隆二(04年10月。以後計2回)作家
朱川湊人(05年6月。以後計2回)05年7月に直木賞受賞
深町秋生(05年7月。以後年1回)第3回このミス大賞受賞
上甲宣之(05年7月)深町秋生&柳原慧とともに。「このミス」賞出身。
五十嵐貴久(05年9月)作家
荻原浩(06年6月)山本賞作家
ハセベバクシンオー(06年7月)深町秋生&柳原慧とともに。「このミス」賞出身
小池昌代(06年10月 以後2回)07年に川端康成文学賞受賞
北重人(07年2月。08年10月)07年1月に大藪春彦賞受賞
志水辰夫(07年5月)柴田錬三郎賞受賞作家。※ゲストは逢坂剛。

東山彰良(08年5月)大藪春彦賞受賞
佐川光晴(08年6月)野間文芸新人賞受賞
村山由佳(08年11月。2011年11月)直木賞作家
角田光代(09年2月。以後毎年)直木賞、中央公論文芸賞ほか
長岡弘樹(09年4月)小説推理新人賞&推理作家協会短編賞受賞
高橋義夫(09年6月)直木賞作家
柴田哲孝(09年10月)大藪春彦賞
原田宗典(09年11月)すばる文学賞受賞
川本三郎(10年9月)サントリー学芸賞、桑原武夫学芸賞、毎日出版文化賞ほか

平山夢明(2010年4月。2011年4月)大藪春彦賞作家
北村薫(2010年5月)直木賞作家
矢作俊彦(2010年10月)三島賞作家
中島京子(2010年11月)直木賞作家
誉田哲也(2011年2月)ムー伝奇ノベル大賞優秀賞、ホラーサスペンス大賞特別賞
堂場瞬一(2011年5月)小説すばる新人賞
井上荒野(2011年6月)直木賞作家
白石一文(2011年7月)山本賞&直木賞作家
馳星周(2011年10月)大藪春彦賞作家
阿部和重(2012年1月)芥川賞、谷崎賞ほか
穂村弘(2012年3月)※歌人。角川短歌賞次席、伊藤整文学賞、短歌研究賞。
唯川恵(2012年4月)直木賞、柴田錬三郎賞柚月裕子(2012年5月)「このミステリーがすごい!」大賞奥泉光(2012年6月)芥川賞作家/芥川賞選考委員
中条省平(2012年7月)学習院大学教授・文芸評論家
佐伯一麦(2012年9月)三島由紀夫賞、大佛次郎賞、野間文芸賞ほか三浦しをん(2012年10月)直木賞作家花村萬月(2012年11月)芥川賞作家角田光代(2013年1月)直木賞作家

②講師に同行してきた“ゲスト”としての参加者伊坂幸太郎(仙台市在住の作家。02年11月。)
佐藤賢一(鶴岡市在住の直木賞作家。03年3月、懇親会より)、
高橋義夫(山形市在住の直木賞作家。03年5月、懇親会より。計5回)
雨森零(山形出身の文芸賞作家。04年4月)、
長岡弘樹(小説推理新人賞受賞。山形市在住。05年7月)
逢坂剛(直木賞作家。07年5月志水辰夫氏のときに)
安達千夏(すばる文学賞受賞。09年5月)


③評論家篇池上冬樹(00年4月より。年1、2回)
西上心太(01年7月) 
北上次郎(02年6月) 
杉江松恋(03年10月)
村上貴史(03年10月)
茶木則雄(06年9月。以後ゲストを含み計3回)
吉野仁(※ゲスト 09年9月)
中条省平(2010年7月)


④編集者篇講師として、文藝春秋(計5人)、新潮社(計4人)、集英社(計2人)、
祥伝社(計2人)、角川書店(計3人)、徳間書店、小学館の編集者をお招きいたしました。
また、作家に同行してきた「ゲスト」としては延べ120人以上の編集者が講座に参加しています。
(個人情報でもあり、また異動された方もいるので名前はふせます)。




▼講座の生徒の受賞および著作など

○吉村龍一1 『焔火』(講談社 2012年1月)
※第6回小説現代長編新人賞受賞作(主催=講談社)
2 『光る牙』(講談社 2013年3月)
3 『旅のおわりは』(集英社文庫オリジナル 2013年5月)

○壇上志保

1 『ガラスの煉獄 女刑務官あかね』(新潮社、2010年9月
2 『脱獄者は白い夢を見る』(新潮社、2012年8月)

○黒木あるじ「おまもり」で、「第7回ビーケーワン怪談大賞」佳作受賞
投稿怪談「でんごん」が、『幽』主催イベント『怪談の宴』にて京極夏彦氏朗読作品に選出
「ささやき」で、「第1回怪談実話コンテスト」平山夢明特別賞「ブンまわし賞」受賞
1 『怪談実話 震(ふるえ)』(竹書房文庫)
2 『怪談実話 痕(しるし)』(竹書房文庫)
3 『怪談実話 無惨百物語 ゆるさない』 (MF文庫ダ・ヴィンチ、11年8月)
4 『狂奇実話 穽(おとしあな)』(恐怖文庫、11年10月)解説・平山夢明
5 『怪談実話 叫(さけび)』(恐怖文庫、12年3月)解説・平山夢明
6 『ふたり怪談』(竹書房恐怖文庫、2012年11月)※松村進吉との共著
7 『怪談実話 無惨百物語 にがさない』 (MF文庫ダ・ヴィンチ、2013年2月)

○柚月裕子
1 『臨床真理』(宝島社、2009年1月)
※『臨床真理』は、第7回「このミステリーがすごい!」大賞受賞作(主催=宝島社)
2 『最後の証人』(宝島社、2010年5月) →宝島社文庫(解説・中条省平)
3 『検事の本懐』(宝島社、2011年11月)→宝島社文庫(解説・池上冬樹
※山本周五郎賞候補。第15回大藪春彦賞受賞。

○深町秋生1 『果てしなき渇き』(宝島社、2005年1月)→宝島社文庫(解説・池上冬樹)
※『果てしなき渇き』は、第3回「このミステリーがすごい!」大賞受賞作(主催=宝島社)
2 『ヒステリック・サバイバー』(宝島社、2006年11月)→宝島社文庫(解説・霜月蒼)
3  『東京デッドクルージング』(宝島社、2008年8月) →改題『デッドクルージング』宝島社文庫(解説・香山二三郎)
4  『ダブル』(幻冬舎、2010年9月)→宝島社文庫(解説・杉江松恋
5 『アウトバーン 組織犯罪対策課 八神瑛子』(幻冬舎文庫書き下ろし、2011年7月)
6 『アウトクラッシュ 組織犯罪対策課 八神瑛子Ⅱ』(幻冬舎文庫書き下ろし、2012年3月)
※講座では「加藤小判」でよく短篇を書いておりました。
7 『ダウン・バイ・ロー』(講談社文庫書き下ろし、2012年5月)

○赤城修史&佐藤広行
『小説自殺マニュアル』(太田出版、2003年12月)
※池上氏がプロデューサー的立場で進行をつとめました。
※「赤城修史」は深町秋生の別ペンネームです。


○橋本美香&双生健太
『小説 中学生日記』(太田出版、2005年11月)
※『小説自殺マニュアル』に続く第2弾。橋本美香、双生健太(斎藤健太、佐藤広行、佐藤良行)という4人の仕事です。


○紺野真美子
「白南風(しらばえ)」で、2003年「第24回らいらっく文学賞」優秀賞。
「背中の傷」で、2007年「第3回木山捷平短編小説賞」受賞。


▼過去の講座の様子
2008年4月以降の講座の様子は「小説家になろう講座だより」にて掲載しています。

(株)さくらんぼテレビジョン
「小説家(ライター)になろう講座」
TEL:023-628-3911(平日 10:00~18:00)
問い合わせ専用アドレス・・・sakka.naro@r7.dion.ne.jp

0 件のコメント:

コメントを投稿