あいうえ音楽理論セミナー 月曜日 1時間目
おはようございます。
月曜日は「楽譜を書いてみましょう!」という授業です。
ところで皆さん、楽譜を書いたことはあるかな?
楽譜をちゃんと書けるいうことは、音楽で人とコミュニケーションをとるために、とっても大事なことです。なので、ここでちょっとトライしてみましょうね!
は~い!!
譜面
この5本平行に並んでいるのは一体なんでしょう?
これは「五線譜」といいまして、ここに音を一つ一つ書いていきます。
このように、線の上、線と線の間に音符を書き込んでいくんだ!
知ってるよ 。どーだ、こんな感じでいいだろう。
うーん・・・それじゃ見た人がわからないですよ。
音符は音の高さや長さをあらわす大事な記号なので、
線の上なのか間なのか、はっきり分かるように丁寧に書いてくださいね。
う、うす!
五線上では、Dから1オクターブ上のGまで表せるんだ。
それ以上高く、または低くなるときは「加線」を使うんだよ。このように、線をどんどん加えていくと、より高く、低く表せるのだ。
音名
次に音名を紹介します。
ここで音名を覚えてしまいましょう。特に「CDEFGAB」の英音名はポップスの世界ではよく使われるので、この機会にぜひ覚えてしまってくださいね。
ちなみに「ドレミファソラシド」っていうのはイタリア音名なんだ。
日本名だと、「ハニホヘトイロハ」というんだよ。聞いたことあるだろう?
オクターブって何かしら?
よい質問だね!
オクターブとは、同じ音なんだけど、高さが違う音をオクターブというんだ。
「ドレミファソラシド」の最初の「ド」と最後の「ド」は名前は同じだけど音の高さは違うよね?
最後の「ド」を最初の「ド」に対して、『1オクターブ上の「ド」』というんだ。
「ドレミファソラシドレミファソラシド」 の最初と最後だったら「2オクターブ上」ということだね。
これらの音に「♯(シャープ)」や「♭(フラット)」という臨時記号をつけると更に色々な音が出せるんです。
「♯」 は、その音を半音上げるという意味です。
逆に、「♭」は、その音を半音下げるという意味です。
半音というのは、その音の隣の音という意味なんだ。例えば、上の鍵盤の図の①に対して②は半音上、⑦に対して⑥は半音下ということだね。
あれ?①に♯をつけた音って、③の♭と同じ音じゃないのか?
よく気がつきました!
そうです。♯や♭のつけ方で、音の読み方は違うけど、同じ音になることを「異名同音(いめいどうおん)」といいいます。
ただし、鍵盤では同じ音ですが、曲の中での使い方は同じじゃないんです。その辺の説明はまたあとでゆっくりやりますね。
そして、♯や♭を元にもどす記号を「(ナチュラル)」といいます。
例えば、ソ♯→ →ソ に戻したり、
レ♭→ →レに戻したりすることができます。
これらの記号を使って実際の曲を譜面に書いていくんです。
譜面は人に見てもらうんだから、丁寧に書くことが大切だよ。
カラ~ン・コロ~ン!
では時間が来たのでこの辺で!
2時間目は音部記号と調号についてお話します。
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