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さて、3時間目の始まりです。引き続き音程の授業です。
実際に音程が言えるようになりましょう。
音程は音楽の基本とも言えるからしっかりマスターしようね!
じゃあ、下の鍵盤の図を見てね。
これはある音(この場合はド)を基準にして半音ずつ数えたときの数字を表したものだよ。
例えば、レだったら「半音2つ分」、ソ#だったら、「半音8つ分」ということだね。
じゃあ、実際にその音はどういう音程になるか、確認してみよう。下の表を見てね。
完全音程系
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短音程系
| 長音程系 |
増音程系
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減音程系
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0:同音
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完全1度
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減2度
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1
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短2度
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増1度
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2
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長2度
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減3度
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3
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短3度
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増2度
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4
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長3度
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減4度
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5
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完全4度
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増3度
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6
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増4度
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減5度
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7
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完全5度
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減6度
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8
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短6度
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増5度
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9
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長6度
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減7度
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10
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短7度
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増6度
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11
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長7度
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減8度
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12
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完全8度
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増7度
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音程を正確に判別できるまでは、この表で確認しながらチャレンジしてみよう。
音程の数え方
方法①:表と鍵盤を使う場合
①まず楽譜に書かれてある2つの音を見る。
②度数を数える。この場合は「①ド」「②レ」「③ミ」「④ファ」なので4度になる。
③ 2音間の半音の数を数える。
④表で数えた数に当てはまるところをみる。これは半音6個なので「6」のところをみると、どうやら可能性は増4度か減5度らしいぞ。
さっき認識した数「4度」を思い出し、「あぁこれは増4度なんだな」としみじみ思う。
方法②:自力で考える
表も何も自分の力しか信じない、というあなたはこちらをお勧めします。
①まず楽譜に書かれてある2つの音を見る。
②記号がついている場合は、全て取り外す。
③はずした状態で、何度あるかをまず数え、この時点で「○度になる」という認識を持つ。
この場合「①ファ、②ソ、③ラ、④、⑤ド、⑥レ、⑦ミ」で7度。
④その○のなかの数字が、長・短か完全かどちらに当てはまるかを考える。
( この場合この場合7度なので、当てはまるとしたら長・短だね)
増や減がついたときと違って、この場合は純粋に7度だと認識できるので、あとは長か短かを考える。この場合は♭がついているので、短であることがわかる。
よって、この音程は「短7度」だね。
最初はこの鍵盤と表を見ながら、頭の中で鍵盤を描けるまでに慣れたら、もう大丈夫です。 そして大切なのは、実際の音程を響きで確認することです。どんな音か知っておくと、後々にもとても役に立ちます。
この2つの音を鳴らしたときの感じをつかんでおくことも大切ですね。
例えば「暗い感じだな~」とか「明るい感じだな」とか自分の感じるままでよいので、聞いた感じの雰囲気を覚えておきましょう。
ちょっと慣れるまでに時間がかかりそうだわ・・・・。
でもチャレンジしてみるわ!
俺自信ないわ~・・・・。
がんばれっ!!
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