音符
次は音符の仲間たちを紹介しましょう。
なんなら、 オレ様の仲間も紹介しようか?
け、結構です・・・。
音符の種類によって何を表すかというと、「音の長さ」をあらわします。
では、この表をみてください。
音符
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名前
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読み方
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長さ
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全音符
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ぜんおんぷ
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4拍(+++)分
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2分音符
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にぶおんぷ
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2拍(+)分
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4分音符
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しぶおんぷ
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1拍
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8分音符
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はちぶおんぷ
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1/2拍(の半分)分
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16分音符
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じゅうろくぶおんぷ
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1/4拍(の半分)分
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32分音符
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さんじゅうにぶおんぷ
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1/8拍(の半分)分
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このように表の上にいけばいくほど、音は長くなるんですね。
そしてこの音符に符点(.)というものをつけると1.5倍の長さにすることができるんだよ。読み方は「ふてん~ぶおんぷ」と読みます。
=+ (1.5=1+0.5)
= +(3=2+1)
= +(0.75=0.5+0.25)
みたいな感じだね。 じゃあちょっと問題をだそう!
+ =?
1.5+0.5=2ですから、
ですわね。
正解!
では
+ は?
????
は2分音符に点だから・・・付点2分音符になって・・・付点がつくと1.5倍になって・・・・
うお~~~~頭いてえ! !!!
落ち着いてください。
は2分音符の1.5倍だから「3拍」分で、は「1拍」だから合わせて「4拍」。だから答えは(全音)ね。
そうだね。
慣れないと難しいかもしれないけど、最初は紙に書いてゆっくり考えてみよう!
それから、8分音符や16分音符、32分音符が続けて出てくる場合では次のようにつなげるんだ。これを「連符(れんぷ)」というんだよ。
+=
++++=
+++++++=
でもつなげるのはその拍の中だけだよ。次の拍にかかる場合はつなげないよ。
突然ですけど、「バナナバナナバナナ・・・」と声に出してみてください。
バーナナバナーナバナナンナー♪
だめだめ!
「バ・ナ・ナ・バ・ナ・ナ・・・」と均等のリズムで読んでね。
この「バナナ」という言葉を1拍だとすると、「バ」「ナ」「ナ」はそれぞれ1拍を3つに均等に分けた長さでなります。
このように1拍を均等に3つに分けたリズムを「3連符」といい、
のように表記します。
3つだけじゃなくて、5とか6とか9とかいくつでもいいんだよ。そういうのは「5連符」「6連符」・・・と呼ぶんだ。
以上のように、これらの音符や符点を織り交ぜながら、色々なリズムを表現します。
休符
次に休符の仲間を見てみましょう。
休符も音符と同じように、「休む(音のない)長さ」をあらわします。
では 表をみてみましょう。
音符
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名前
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読み方
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長さ
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全休符
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ぜんきゅうふ
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4拍(+++)分お休み
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2分休符
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にぶきゅうふ
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2拍(+)分お休み
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4分休符
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しぶきゅうふ
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1拍お休み
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8分休符
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はちぶきゅうふ
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1/2拍(の半分)分お休み
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16分休符
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じゅうろくぶきゅうふ
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1/4拍(の半分)分お休み
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32分休符
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さんじゅうにぶきゅうふ
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1/8拍(の半分)分お休み
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音符と同じように、表の上にいけばいくほど長く休むことをあらわします。
音符と同じように符点をつけると1.5倍の長さを休むことになるんだよ。
例えば、
=+=1.5拍休み
のような感じだね。
音符と違うところは、音符をみたいにくっつけるのではなく、とだったらのようにまとまてしまいます。
読み方は音符のときと同じように「ふてん~ぶきゅうふ」となります。
補足になりますが、この表の一番上にある全休符は四分音符4つ分のお休みがあるのと同時に、もうひとつ別の意味ありまして、一小節すべてお休みのときにこの全休符をつけると、そのつけた小節はお休みになるのです。
例えば ・・・
や
という風に、それぞれ一小節分にあたる長さの休符を書くのももちろん OK !なんだけど、 ここで
のようにしても大丈夫なんだ。
ん?3/4拍子だったら一小節に四分音符3つ分だろ?
全休符は四分音符4つ分だっただろ?
1個多くて、話が違うじゃねぇか。
それはそうなんですが、1小節全部休みのときに使われるときは、その拍子の拍数に合わなくても、関係なく全音符をつけることができるんだ。それをつけてしまえば、1小節全部お休みということになるんだよ。手軽でしょう??
まぁな。
ただし、それは1小節の中にまったく音がないお休みの場合なので、ひとつでも何か音符が入っていれば、そのときは本来の拍数にあわせた使い方をしなければいけません。
小節線の種類
楽譜を作るときには、拍子のまとまりごとに線を引く決まりがあります。
その小節線にも種類があり、用途がそれぞれ違いますので、ここでチェックしておきましょう。
まず、次の譜例を見てください。線がそれぞれ違うので、そこに注意して見てくださいね。
Aの何の変哲もないこの一本の線は、「縦線」とよばれるものです。普段よく使われる線だね!
Bは「複縦線」といって、二本の線でできています。途中で拍子が変わったり、調が変わるときに用いられます。あと、段落の変わり目でこの線を引くこともありますね。
Cは「終止線」といって、太さの違う2本の線でできています。必ず、「右側が太く、左側は細く」なので、気をつけようね。この線を曲の最後で引くと、「ここで曲が終わりますよ」ということを意味します。
音符と休符の仲間はわかりましたか?
譜面はこれらを駆使して色々な音楽をあらわすんですね。
ではまた次に時間に。
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