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普通のウクレレのコード譜面などを読むとたくさんのコードが出てきて、GメジャーやらCマイナーやらが出てきて混乱してしまう事があります。特に初心者はそんなにいろいろコードを覚えられないですよね。
この記事では通常のコード譜のようにCやGなどといった記号を使わずにローマ数字のIやIVなどで表記する方法をおすすめします。
もちろん通常のCやGなどのコード表記もコード譜をすぐに読める、などといったメリットがありますし、初見での伴奏などもやりやすくなりますので、コード表記で覚えるやり方ももちろん有効です。
しかしウクレレは高いフレットで演奏するには少し不向きなところもあるので、曲を弾きやすいポジションに転調する事がウクレレを演奏する上では重要だと思います。
そこでローマ数字です。ローマ数字で曲の進行を覚えると簡単に曲を転調させる事ができます。いいかえれば曲を簡単な指使いに変える事ができます。
1. ローマ数字の譜面を読んでみる。
では実際に譜面を読んでみましょう。下の表はStand By Meのコード進行を譜面にしたものです。
もちろんこの譜面を見ながらコード表(外部リンク)などと照らし合わせて弾くのも簡単ですが、ちょっと面倒かもしれません。
それでは下記のローマ数字の譜面を見てください。
この表だけではさっぱりわかりませんね。
ではこちらの表の記号と照らし合わせて弾いてみてください。
上記の表のコードにに合わせて弾けばオリジナルのAのキーで弾く事ができます。練習用の動画と記事はこちらにありますので参考にしてみてください。なお写真のVImと譜面のVI-
というのは同じ意味です。
さて、このAのキーですがいかがでしょう。IVのコードなどが指が窮屈になってしまい押さえにくくないでしょうか。押さえにくい方は、もっと簡単な指使いに転調してみましょう。
2. 実際に転調してみる。
上の表はCのキーのコードになっています。それでは表に照らし合わせて実際に転調してみましょう
使う指使いはIとIV-、それにIVとVの4つですね。指1本で押さえられるフォームが多くなって簡単になったのではないでしょうか。
また一つのTipsとして、たとえばVI-からIVのコードの移るとき、2番の音を押している指は共通しています。そういった共通した指使いがコードチェンジのときにある場合、共通した指は押さえたままで他の指だけを変えるとより楽に、なめらかにコードを変える事ができるます。
3. 一つのキーの中で出てくるコードは7つ。
また一つのTipsとして、たとえばVI-からIVのコードの移るとき、2番の音を押している指は共通しています。そういった共通した指使いがコードチェンジのときにある場合、共通した指は押さえたままで他の指だけを変えるとより楽に、なめらかにコードを変える事ができるます。
3. 一つのキーの中で出てくるコードは7つ。
先ほど、転調に使った上記の表はC、いわゆるドレミファソラシドのキーの中で使われるコードです。ダイアトニックコードといいます。一つのキーで完結している簡単な曲、POPSなどはこの7つのコードから出来ています。つまりこの7つのコードさえ覚えてしまえば、たいていの曲は弾けてしまいます。
もっとコードの数を減らしてしまえば、IとIVとVの3つのコードだけでできている曲もいっぱいあります。
4. まとめとして
今回の記事のポイントは、
ウクレレは簡単な指使いに転調して弾こう。
一つのキーの曲の中にはメインの7つのコードが存在する。
という事です。参考にしてみてください。
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