音部記号
譜面に「この位置にある音は~ですよ^^」と指定する記号を「音部記号」といいます。
音部記号には使う楽器の種類や音の高さによって色々な種類があります。
ここでは最も一般的な「ト音記号」「ヘ音記号」について説明しましょう。
ト音記号
この記号は「ハニホヘト」の「ト」の音、つまり「ソ(G)」の音の位置を指定する記号なので、「ト音記号」といいます。
ト音記号は、歌とかギターとかメロディー楽器の曲を書くときに主に使われるよ。
英語では「G Clef(じーくれふ)っていうんだ。
ヘ音記号
へ音記号 とは「ハニホヘト」の「へ」の音、つまり「ファ(F)」の音の位置を指定する記号です。
ヘ音記号は低い音を弾く楽器、ベースとかピアノの左手とかを書くときによく使われますね。
ではここで、 譜面であらわせる音を勉強しましよう。
このように、音部記号を使い分けることで、ひろーい範囲の音を表すことができるんだよ。
他にも「ハ音記号(C Clef)」っていうのもあるけど、主に弦楽器などの譜面を書くときに使われるんだ。興味があったら調べてみてね。
調号
音部記号が書けたら次は調号を書いてみましょう。
調号というのは、その曲の「調」を示す記号で、前の時間に習った♯と♭を使ってあらわすんだ。
ここではは使わないよ。
こんな感じのやつでしょ?
うーん・・・残念だけど、一つひとつの「調」には調号を書く位置が決まっていて、勝手に変えちゃだめなんだ。それから、調はポップスでは、「キー」ともいうので覚えておくといいよ。
どうしてこの位置につくのか?という説明はあとでゆっくりやるとして、ここでは付ける位置だけ確認しましょう。
同じ調号でメジャー(長調)とマイナー(短調)の二つの調をあらわします。
ここでは#、♭が6つまでしか書きませんでしたが、本当は7つまでつくんです。でもあまり使わないので、とりあえず6つまで知っておけばいいでしょう。
それから、前回に異名同音の話をしましたけど、調をあらわすときは、D♭をC#とは言わないし、E♭mをD#mとはいいません。。理由はあとで説明しますね。
さっきも言ったけど、調号をつける位置はちゃんと決まっていて、好きな場所につけていいわけではないんだ。
♯は「ファドソレラミシ」という順番で付けていくんだ。♭は「シミラレソドファ」の順番で付けていくんだよ。
あら?逆さ言葉のように反対に増えていくのね?
そうなんだ。だから理由はともかくこの際、覚えてしまおう!
♯は「ファドソレラミシ」 ♭は「シミラレソドファ」
♯は「ファドソレラミシ」 ♭は「シミラレソドファ」
♯は「ファドソレラミシ」 ♭は「シミラレソドファ」
♯は「ファドソレラミシ」 ♭は「シミラレソドファ」
では、この時間はここまでにしましょう。
今日中に楽譜は全部教えますから、がんばってついてきてくださいね。
・・・ねむいわ~。
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